企業活動においては、従業員、取引先、顧客を含む多数の利害関係人との間で、法的紛争が発生することは、どうしても避けきれません。
特に,企業訴訟で敗訴判決を受けた場合のダメージは重大ですので,企業は一定割合発生する紛争リスクを適切にマネジメントする必要があります。
また、訴訟で解決した事例から自ずと紛争の予防方法が見えてきます。企業が訴訟に巻き込まれるリスクを想定し、当事者としてどの時点でどのような対応をすべきか、どのような証拠を収集すべきか,
和解すべき事案をどのように見極めるか,裁判官の心証はいつどのように形成されるのか、判決の見通しをどのように立てるかなど,
訴訟手続の基本と実例及びコロナ禍における民事裁判のIT化を踏まえ、法務リーダーが弁護士と協働する際の訴訟戦略のポイントを説明いたしました。