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弁護士渡邉迅が,2018年3月20日,特定非営利活動法人日本コーポレート・ガバナンス・ネットワークの ダイバーシティ部会にて,『スポーツ仲裁について~スポーツ団体の紛争解決とガバナンス上の課題~』の講演を行いました。

2018年3月26日

2020年に東京オリンピック開催を控えるわが国では,2011年6月,スポーツ基本法が制定され,2012年3月にはスポーツ基本計画が策定されました。
同計画において,国は,スポーツ界の透明性,公平・公正を向上するため,スポーツに関する紛争の仲裁又は調停を行う機関への支援等を講ずることとされています。
競技団体による代表選手選考やドーピング違反による資格停止処分等をめぐるスポーツ紛争の予防及迅速・円滑な解決に向けては,
2003年から一般財団法人日本スポーツ仲裁機構(「JSAA」)が自主的な取り組みを行っています。
本講演では,JSAAの主な活動であるスポーツ仲裁の手続・特徴,過去の仲裁判断,日本のスポーツ団体が抱えるガバナンス上の課題,これを改善するための取組み等を紹介しました。

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